バイシクル通信

自転車ガジェットなどについて取り上げていきます

ロードバイク用の鍵はなにがいい?

結論:どんな鍵を使っても無駄。駐輪はしない。

ABUS(アブス) 1500/110  BLACK

ABUS(アブス) 1500/110 BLACK

ABUSの鍵を破られて自転車が盗まれた話を聞きました。チェーン部ではなくロック部をやられたようです。

鍵の目的

路駐してちょっとコンビニで買い物…や、見えるところに止められるカフェでお茶…ぐらいなら一番安いダイヤルキー程度でいいでしょう。ちょいと移動させられるのを防ぐ役割です。

破られない鍵はないか

無いです。 今のところ「盗難防止に使える!」という鍵を聞いたことがありません。地球ロックしていても、ロックしている側のガードレールを外されて盗難…という話を聞いたぐらいです。

一般の人の目に着くところに止めない

最終的に現時点での答えは、駐輪しないという結論になります。屋内にしまうようにしましょう。

携帯用ポンプはこの2種類で決まり

フロアポンプよりも悩ましいのが携帯用ポンプです。 出先でパンク修理する際に必須なのですが、千差万別で種類も豊富でどれを選んだら良いかわからないガジェットの一つです。

ですが、これを押さえれば問題なしという2点に絞ってオススメの携帯ポンプを紹介しようと思います。

フットステップ付き&ヘッドが押しやすい

携帯ポンプで扱いにくい理由の一つは、その小さいサイズもさることながら、保持がしにくい点があります。持ちにくい状態で何度も力を入れてポンプする苦痛はあまりやりたくありませんよね。フロアポンプ並に作業しやすい携帯ポンプがあれば…ということで、次のようなポンプがあります。

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ

このトピークのミニモーフはフットペダルが付いており、地面に立てて体重をかけてポンピングしやすくなっています。また短いですがホースが付いており、ホイールを保持しながらポンプする必要がありません。集中してポンピングできます。

また、このミニモーフはサイズが短めになっており、背中のポケットに入れて走ることが出来ますので、自転車ホルダーを使わずに運用することが出来ます。

サドルバッグへ入れっぱなし

ポンプを忘れて出先でパンク…とそんな恐ろしい目にあったことがある人ならば、必ず思うのが「常にパンク修理セットと一緒にポンプがあれば…」ということです。
サドルバッグへ入れっぱなしにしておけば忘れることもありませんが、大きなサドルバッグはかっこ悪いですよね。

そこで、可能な限り小さく、大抵のサドルバッグに入るサイズの携帯ポンプが、このAIR BONEポンプとポンプアダプターのセットです。

air boneポンプは標準ですと米式の金口となっており、ちょうどこのアダプターが米式→仏拭のアダプターとホースを兼ねることになります。

サイズが最小サイズの分、ポンピングの回数は増えますが、空気入れが無いよりはましです。何度も使ったことがありますが、走れるレベルまで空気を入れることが可能です。

個人タイムトライアルという自転車競技

ちょうど先週、実業団のレースが開催されました。


2016 Jプロツアー第16戦 タイムトライアルチャンピオンシップ 速報動画

ルール

一人で規定のコースを走り、タイムで順位を競います。非常にシンプルですが、実は頭脳戦です。

東大卒の日本チャンピオン

www.bscycle.co.jp

www.bscycle.co.jp

現在連載中の記事ですが、今年全日本選手権で優勝し、日本チャンピオンとなった西薗選手の記事です。

ひとことで言うと「ペーシング」というペースをどれだけ考えて走るか=速さに繋がるということです。 そのために分析スタッフを雇い、計算し、それに従って走りきって優勝しました。

次の記事が楽しみです。

NewFaceのサイコン「Wahoo ELEMNT GPS」

なぜかAppleストアで売っているこれです。

www.apple.com

ANT+、BT共にに対応しているのは今風なのですが、GPSがみちびきにも対応しているのはナイスですね。 輸入版Garminでは対応していませんし。

スマートフォンとの親和性が高い

画面表示の設定変更をスマートフォンで出来るのが凄く便利そうです。Garminの表示変更、意外と手間です。

表示のカスタマイズ性能が凄い

表示数、表示サイズなどもスマートフォンで設定できます。ここまで自由度が高いとトレーニング用、ポタリング用等表示を切り替えて使うのにも便利でしょう。

地味に嬉しい

マウンタが3つも付いている。Garminマウンタ純正なので過去の資産も流用出来ます。

E-Bike(電動アシスト)の潮流

ユーロバイクの記事がでてきました。

www.cyclowired.jp

やはり電動アシストが大きな流れのようですね。

ちょっと前に記事に書きました。

bicyc1e.hatenablog.com

ですが、やはり日本国内の電動アシスト規制が厳しくなかなか輸入されないようですね。

国内の規制について

海外の規制は最高速度が25km/h、最大出力が200~300W程度(アメリカはやはり規制がゆるく、32km/h・750Wとなっている)ですが、日本は「原付き」との差別化から、かなり基準が厳しくなっています。
「アシスト比率」という踏み力の2倍までという規制があるため、パワーセンサーを内蔵させなければなりませんし、最高時速との両方の制御が必要になってきます。 これでは海外製品の輸入が進むわけはありません。 安全面から必要なのはわかりますが、外圧に負けて輸入が進むにはまだまだ時間がかかりそうです。

ボトルの話

暑さもだんだん落ち着いてきて自転車の季節がやってきましたね!
みなさんはどんなボトルを使っているでしょうか。

保冷ボトルってどう?

Amazonのボトル売れ筋ランキングを見ましたが、保冷ボトルが大人気ですね。 最近の保冷ボトルは性能が良くなり、だいぶ温度が持ちます。ですが半日程度走っていると、まだ残暑が厳しいこの時期、どんどん温度が上がってきます。 まめに水分を補給することを考えると、ドリンクを出先で補給することも多いので、そこまでの保温性は必要ないように感じます。

ボトルなんてどれも一緒?

保温性を別にすれば、一番違うのは飲み口です。 最近は「自動で開閉するJet Valve」など便利な飲み口があります。

歯で引いて開け閉めする古いタイプの飲み口のものも嫌いじゃありませんが、段差などで雫が飛ぶとフレームや足が汚れるので、価格相応のクオリティかと思います。

CYCLE PRO(サイクルプロ) ウォーターボトル 700ml CP-WB1580

CYCLE PRO(サイクルプロ) ウォーターボトル 700ml CP-WB1580

ボトルケージも考えよう

せっかくのボトルですが、どんどん汚れてきます。 一番の原因はボトルケージとの抜き差しで擦り傷がつくことです。 以前、記事で書きましたが、ボトルケージの材質によっても更に汚れが付く場合があります。

bicyc1e.hatenablog.com

大事なボトルを長く綺麗に使うためにもボトルケージの清掃など、メンテナンスをマメに行いましょう。

電動アシスト自転車のこれから

さて、EURO Bikeも閉幕しましたが、やはり電動アシストの流れは続いていますね。

www.eurobike-show.de

ママチャリばっかり?

国内では電動ママチャリばかり目にしますが、海外では様々なタイプの電動アシスト自転車に進化しています。
カーゴバイクMTBも電動化の恩恵が受けられますしね。

Urban Arrow

ロードバイクではどう?

国内メーカーからついにロードバイクに電動アシストタイプが発売されました。

これが以外と好評で、かなり売れているらしいのです。 やはり「スポーツ自転車を楽しんでみたいけどそんなに走れない…」という人が多かったということでしょう。 まずは第一歩としていいのではないでしょうか。どんどん自転車をスポーツとして触れる人が増えて欲しいと思います。

海外ではフレーム内蔵のスタイリッシュな電動アシストが増えてきています。いずれ国内でもそんなカッコイイ電動アシストのロードバイクがみられるのではないでしょうか。